ダイエットの敵?脂質について勉強しよう!Part1
おはこんばんちわー、ハイサイのーリー(@muscle_pharmac)です。
今日は、3大栄養素の「脂質」をシリーズで解説していきます!
過去に、糖とタンパク質はやりましたね!
興味がある方は、ぜひ!
muscle-pharmacist.hatenablog.com
脂質は筋トレやダイエットをしている人達にとっては宿敵のような存在ではないですか?笑
ですが、脂質のことを理解していない方も多くいると思います。
ただ闇雲に脂質を遠ざけるのではなく、
賢く、正しく脂質と接していきましょう!
みなさん、これらのことを気にしたことはありますか?
サラダ油の中鎖脂肪酸の正体
バターとマーガリンの違い
魚やナッツ類の脂は身体に良い脂
マックのポテトの油はトランス脂肪酸だから体に悪い
どうでしょう?
聞いたことあるけど、なんでか聞かれると答えられない人も多いのではないですか?
せっかく「脂質」を知るなら、このあたりも抑えましょう!
知っておいたら脂質のことが好きになるかもしれませんよ!
いきなり解説する前に、脂質の基本を抑えましょう!
まず、脂質とは何か。
脂質とは、生体内の脂肪を指します。
では、脂肪は?
一般的に脂肪は、グリセリンと脂肪酸が3つ結合したトリグリセリドをいいます。
Rの部分にはC(炭素)が繋がっています。
この式は覚える必要はないですが、
脂肪酸の種類は知ってもらいたいです。
まずは、表を見てください。
覚え方は、「バス降りれん、アライどこ?」です。
表の言葉を見ていきましょう。
今回の脂肪酸については、
飽和脂肪酸は、2重結合がなく、常温で固体のことが多いです。
不飽和脂肪酸は、2重結合があり、常温で液体のことが多いです。
イメージを付けてもらうために、ステアリン酸とオレイン酸の構造式を見てもらいましょう。
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一旦ブレイクです(笑)
雑談になりますが、脂と油の使い分けはご存じですか?
固体が脂、液体が油です。
牛脂、体脂肪は固体ですし、サラダ油・ごま油は液体ですよね!
何気なく使ってる漢字も意味がありますね!
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さて、本題に戻りましょう!
πの意味ですが、二重結合を示しています。
オレイン酸の二本線の部分です。
そして、数字は個数です。
なので、オレイン酸以下は二重結合があるため、不飽和脂肪酸となります。
この、二重結合の位置が重要になります!
「一番端にある2重結合が、端から何個目のC(炭素)にあるか」
Cの位置には名前があり、一番端をωと呼びます。
なので、ω(オメガ)から何番目に2重結合かあるかを見ましょう!
ω-3が端から3番目の炭素
主に、リノール酸、アラキドン酸
ω-6が端から6番目の炭素
主に、α-リノレン酸、イコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)
このω-3、ω-6は耳にすることが多いですかね?
魚などに含まれています!
また、リノール酸、α-リノレン酸は生体内で作れない必須脂肪酸です。
さぁ、本日は「脂肪とは何からできているか!」を構造から紐解いていきました。
明日は、なぜ脂質を取らなければいけないかを紹介します。
それではまた明日!
バイバイ!