筋トレ薬剤師の薦め

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【必見】日々の食事をPFCで見る!痩せる食事バランス。

おはこんばんちわー、ハイサイのーりー(@muscle_pharmac)です。

 

昨日に続いて、食事管理に関しての記事を書いていきます。

前回記事も読んでもらえると、今日の記事の流れが分かると思います。

https://blog.hatena.ne.jp/muscle_pharmacist/muscle-pharmacist.hatenablog.com/edit?entry=26006613542725810

 

さて、今日は「PFC」について深堀りしていきます。

簡単におさらいをしましょう。

 

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貼り付け元 <https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/kore20160715582605_TP_V2.jpg>

pfcは3大栄養素の頭文字です。

pproteinたんぱく質4kcal/g)

ffat;脂質(9kcal/g)

ccarbohydrate;炭水化物(4kcal/g)

 

この3大栄養素を気にかけながら食事ができるようになると、

より効率的に体重減少できます。

 

今回は大きく2点でまとめます。

 

  • 3大栄養素の役割
  • 摂取量の目安

 

 

 

1.3大栄養素の役割

P;たんぱく質

たんぱく質は、筋肉や血液の成分です。

つまり、人体を維持するために必要な要素です。

たんぱく質は筋肉に変えられるので、不足してしまうと、筋肉が減るだけでなく、基礎代謝まで落ちてしまいます。

以前の記事で書いたように、たんぱく質の最小の構成成分はアミノ酸です。

食事でたんぱく質を取り、体内でアミノ酸に分解され、アミノ酸が体内で再度たんぱく質になる。

なので、たんぱく質アミノ酸を取ることが重要になります。

 

F;脂質

脂質は、エネルギーの貯蔵です。

他の栄養素と比べて、1gあたりのカロリーが2倍以上あります。

1kg溜めるのにPやCでは4000kcalの貯蔵ですが、Fは9000kcalです。

なので、同じスペースで非常に効率よく体内にエネルギーを溜めることができます。

また、脂質はホルモンの元にもなるため、必要な成分です。

脂質、脂肪は悪ではありません

 

C;炭水化物

炭水化物、主に糖質を紹介します。

糖質は身体にすぐに吸収されてエネルギーに変換されます。

このエネルギーは脳や体を動かすのに使われます。

使いきれなかった糖質は、グリコーゲンとして筋肉に蓄えられたり、中性脂肪になっていきます。

糖質を制限すると、頭がぼーっとしやすくなります。

それは、脳のエネルギー不足から来ます。

気を付けましょう!

 

2、摂取量の目安

まずは、前回記事に登場したAさんで考えてみましょう。

Aさんは摂取エネルギーを「2000kcal」を毎日とるようにしています。

Aさんの体重は70kgとします。

PFCのバランスはどのくらいでしょうか?

 

まずは、たんぱく質です。

たんぱく質は運動をしている方は「1.5~2.0g/kg」の摂取が望ましいといわれています。

しっかりとたんぱく質を補給しないと、筋力が落ちてしまします。

今回は、体重1kgあたり1.5gのたんぱく質を取るとします。

70(kg)×1.5(g)=105(g)

 

1日、105gのたんぱく質を取ります。

たんぱく質105gのカロリーは、420kcalです。

 

次に、脂質です。

ここは各自で調整してもらいたいですが、摂取カロリーの20~30%を理想とされています。

2000(kcal)×0.2=400(kcal)

2000(kcal)×0.3=600(kcal)

 

 

400~600kcalを目安に摂取します。

脂質量でいうと、44~66gです。

今回は最小の44gで考えていきます。

 

最後に、炭水化物です。

炭水化物は、たんぱく質と脂質のかろりーを引いた分です。

 

2000-(420+400)=1180

 

炭水化物は、1180kcal

摂取量は、295gです。

 

なので、Aさんは

Pたんぱく質 105g (420kcal)

F;脂質    44g   (400kcal)

C;炭水化物  295g (1180kcal)

 

これで、徐々に体重が落ちていくはずです。

あとは、実施していきながら、

たんぱく質を体重の2倍にしよう」

「脂質をもう少し絞ろう」

などと体調を見ながらアレンジを加えていくといいと思います。

 

やってみると分かると思いますが、たんぱく質が普通に生活しているとなかなか取れません。

なので、プロテインの補給をしてみてください!

 

ただ、くれぐれも「炭水化物を完全にカット!」といったことは急にはしないようにしましょう!

(ケトジェニック ダイエットという、脂質・たんぱく質中心のダイエットは存在しますが、体調を見ながら、また知識を付けてから実施しましょう。)

 

今日は、PFCバランスの考え方を中心に紹介しました。

 

ぜひ参考にしてみてください。

バイバイ!