筋トレ薬剤師の薦め

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薬剤師ってこんな仕事!【調剤薬局編】

おはこんばんちわー、ハイサイのーリー(@muscle_pharmacです!

 

今日は、調剤薬局の薬剤師業務を紹介します。

普段なかなか目にすることがない世界なので、興味を持ってくれたらなと思います!

 

また、これから「薬剤師になる人」、「薬学部に入学する/したいけど、将来の仕事ってどんなだろう?」

と悩んでいる人にも参考になれば嬉しいです!

 

では、調剤薬局 薬剤師の1日を紹介しましょう!

 

8:30 出社 開局の準備

 PC、粉薬調整機械などの起動

 メールチェック(他店舗、本社からの連絡事項をチェック)

 添付文書(薬の説明書)の変更があるかを確認

 

9:00 開局 開局と同時に患者さんが来局

 ピッキング

 ↑100種類以上の薬から処方箋に書かれた薬を取り出す

  同時に、飲み合わせが悪いものがないかをチェックする。

 監査

 ↑ピッキングした人とは別の人が処方箋とピッキングした薬をチェック

  飲み合わせに問題がないかも確認する

 疑義紹介

 ↑飲み合わせなどで問題がある場合、医師と相談して別の薬に変更する

 服薬指導

 ↑患者さんに薬の説明(飲み方や飲む量、どんな効果が期待できるかなど)

  患者さんの状態、腎機能や肝機能が低いときに使えない薬も多くある。

  処方箋の薬が患者さんに合っているかを確認。

 9:30頃 薬の納品

 ↑薬品卸さんが、発注していた薬を納品しに来る。

 

12:00 休憩(1時間)

 順番で休憩に入る。

 まれに、製薬メーカーさんの製品説明会

 

13:00 近くの病院の外来が休みに入るため、患者さんの来局が落ち着く。

 落ち着いた時間を使って、、

 薬歴を書く

 ↑患者さんの病気の状態(なるべく詳細に)、薬の説明内容などを記載

 不動在庫をチェック

 ↑あまり処方が出ない薬の残りを確認。近隣にグループ薬局があれば買い取りの相談。

 レセプト(月末)

 ↑国への請求

 14:00頃 薬品卸、製薬メーカーの営業が訪問

 新薬情報、業界誌をもらう。

 15:00 午後の波が始まる。

 投薬(服薬指導)

 ピッキング

 監査

 疑義紹介

 

19:00 最後の患者さんが来局

 薬歴を書き終える

 ハイリスク薬、医療用麻薬、毒薬、向精神薬の在庫チェック

 ↑患者さんへの影響が大きいものを重点的に確認。

 翌日の申し送り

 ↑翌日の業務上に必要な伝言

 締め作業

 ↑PCや機械の電源を落とす。

 

20:00 退社

 

こんな感じです。

どうですか?

基本的には、

ピッキング⇒監査⇒服薬指導⇒薬歴入力」

を患者さんの数だけひたすら繰り返します。

 

「単純作業だな。」

「簡単そう。」

 

そんな風に思いました?

文字に起こすと簡単に見えますよね。

 

ですが、毒薬や医療用麻薬を服用している人や、高血圧の薬1つ取ってもそうですが、

患者さんの病気、命に直結するような薬を扱っています。

 

少しの間違えで、どんな影響が出てしまうか。

薬の良い面を知っているのと同じくらい、怖い部分も知っています。

 

なので、何度も確認して、間違えないように似たような作業を繰り返しています。

 

そんな、調剤薬局の薬剤師の仕事でした。

 

なにか参考になってもらえたら嬉しいです。

それでは、バイバイ!!

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