筋トレ薬剤師の薦め

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これだけで脱水に?水についてのまとめ

おはこんばんちわー、ハイサイのーりー(@muscle_pharmac)です。

 

今日のテーマは、「」です。

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かなり身近な物質なので、考える機会が少ない物質の1つかなと思います。

 

水とは

まずは、基本的なポイントから進めていきます。

水は、化学式でH2Oで示されます

O(酸素)にH(水素)が2つ付いている状態です。

 

ご覧のようにOを中心としたH同士の角度は、104.5°です。

ちなみに、この角度は受験でも問われます。

 

地球上の水の量は一定と言われており、

海が蒸発→雲になり雨が降る→川から海に流れる

とうように循環しています。

 

そして、地球の水の総量は14km3あると言われています。

そのうち95%以上は海水です。

地下水など土中にある水も多く存在するため、

生活で活用できる水の割合の低さが分かりますね!

 

水の特性

さて、次は水の特性です。

水は、0℃以下で固体(氷)になり、100℃以上で気体(水蒸気)になります。

ですが、この状態の変化は一定ではないのです。

 

それは、圧力によって、変化します。

富士山の頂上では、水は100℃以下で沸騰する」と聞いたことはありませんか?

これは、山頂では気圧が下がるため、沸点も下がるのです。

 

この現象の逆を利用したスポーツがウィンタースポーツです。

フィギアスケートでは、鋭い刃がついた靴を履きます。

これは、「氷に圧力がかかると液体になる」という水の特性を利用しています!

この特性は、水くらいにしかない非常に特殊な例です。

 

もし、ドライアイスでフィギアスケートをやろうとしてもうまくいきません。

それは、ドライアイスCO2)は圧力がかかっても液体にならないからです。

 

水と人体

人体内には、水は成人で60~65%含まれています。

高齢者になると50%と水分量が減少します。

逆に新生児では、75%と非常に水分量が高いです。

 

このうち、2~3%の水分が失われると喉の渇きやぼんやりする症状が出てきます。

60kgの成人だと1L程度の水が体内から出るだけで体調を崩します。

さらに、全体で2L程度の水分が減ると倦怠感などの脱水症状がみられます。

 

それくらい、人体にとって水は重要な役割を示しています。

 

また、この時期は、外もジメジメしており、

気づかないうちに体内の水分量がなくなっていることがあるので、

こまめに水分補給をしましょう!

 

そのほかに、水は体内の化学反応に非常に多くかかわっています。

 

例えば、ご飯を食べた時にデンプンが分解されますが、

その際に、「加水分解」と呼ばれる、水を利用した反応が起こります。

 

水は、反応性が高い利用しやすい物質なのです!

 

今日は、大まかな内容でしたが、

これからも、身近にあるものも題材にして行けたらなと思います。

 

それでは、またね!

バイバイ!