アクの原因は何?竹の子の上手な下処理!
おはこんばんちわー、ハイサイのーリー(@muscle_pharmac)です。
先日、大学の後輩から「竹の子」を送ってもらいました!でかくないですか?(笑)
調べてみると、4,5月が旬のようですね。
そして、出荷量が一番多いのは福岡県!
僕の中で意外でした。
福岡で、竹の子食べたことなかったので笑
竹の子の成分も優秀です。
1本400gあたり、104kcalです。
タンパク質;14.4g、脂質;0.8g、炭水化物;17.2g
食物繊維が11gで非常にたんぱく量も十分あり、ヘルシーです!
さらに、ミネラルも豊富です!
さて、今日そんな竹の子の下ごしらえとアクの原因を紹介します!
(とれたて新鮮であればあく抜きは必要ないです。)
僕の実家が飲食店をやっているので、やり方を聞いてきました!
4つのSTEPで下ごしらえは完了です。
STEP1:表面の硬い皮をはぐ。そして、竹の子の下側と頂点を斜めに切り落とします。
斜めに切り落とす理由は、中までしっかり火を入れるため。あとは、表面積を増やして、ムラなく全体を茹でるためです。
STEP2:米ぬかを通常サイズでは、茶わん1杯分と鷹の爪を1本入れます。(あく抜き)
画像は竹の子が3つで、サイズも大きかったため、米ぬかの量は多いですが。
米ぬかの役割としては、ほかに旨味の補充があります。
そして、鷹の爪には防腐効果や米ぬか臭さを取るといわれています。
STEP3:水を竹の子が浸るまで入れて、落し蓋をして1~2時間茹でる。
茹でてる間は、なるべく触らないようにしましょう。
米ぬかがめちゃくちゃ熱くなります。
なので、はねて肌につくとやけどの原因になります。
STEP4:冷めるまで待って、ぬかを取り除き、竹の子のあく抜き完成!!
そのまま捨てると、排水溝が詰まっちゃいます。
なので、鍋の近くにビニル袋を置いて、計量カップでぬかをすくうと汚れにくいですよ!
どーですか?行程的には簡単なものが多いですね
STEP4の米ぬかの処理が若干面倒ですかね。
せっかくなので、あく抜きをするターゲットとなる原因物質は何なのかを紹介します。
アクの原因は、「シュウ酸」という成分です。
シュウ酸と米ぬかのカルシウムが結合してシュウ酸カルシウムになり、水に溶けだします。
結果、竹の子からあくが抜けます。
このシュウ酸カルシウムは水溶性で水に溶けます。
しかし、結晶化すると針のような形をします。
シュウ酸カルシウムが腎臓で結晶化したものを「結石」と言います。
結石が、尿路まで流れると「尿路結石」になります。
血尿と痛みを生じます。
しかも、基本的には、尿と一緒に出るまでこの症状は続きます。
なので、シュウ酸は取り過ぎないようにしましょう!
他に身近なシュウ酸が多い食べ物は、ホウレンソウがあります。
ホウレンソウも下茹でして食べましょう!
ぜひ、旬でヘルシーな竹の子を食べましょう!
それでは、5月も頑張りましょう!
また明日!ばいばい