糖の基本、単糖類!これを知って、甘いものと賢く付き合おう!part1
おはこんばんちわー、ハイサイのーリー(@muscle_pharmac)です。
今日は東京はいい天気でしたね。
家から見える桜は葉桜になってきましたね。
今年はあまり、春を堪能できずに終わっちゃいそうです。
それもこれも、コロナに打ち勝つためです!
夏はしっかりと堪能できるように今はしっかりと自宅で自粛をしましょう!
さて、今日なんですが、先日「GI値」を紹介したので、
「糖」を取り上げていきたいと思います。
高校の化学にも絡むところなので、ゆっくり進めていきましょ!
糖の中でも、今回は「単糖類」を紹介します!
単糖類とは、読んで字のごとく、1分子分の糖です。
まずは、糖の基本です。
化学式は、「C6H12O6」
多くが6個の炭素なので六単糖といいます。
炭素が5個の五炭糖もあります。
構造式の基本骨格は下の図で示します。
おもに、"C"から"H"か"OH"が上下に出ています。
このように"C"と"H"があるとみにくいので省略します。
そのほかにも、下図のようにFischer(フィッシャー)投影式で示すこともできます。
どうですか?すでに訳が分からないですよね(笑)
「こんな風に糖って表すんだー」くらいでいいです。
ただ、ここって非常に重要なんです!
なぜかというと、単糖類はいくつか種類があります。
でも、全部「C6H12O6」で表します。
つまり、構造上の違いが各単糖類の性質の違いになってくるのです。
それでは、単糖類の種類を紹介します。
まずは、脳の栄養になる「グルコース」
覚え方は、"OH"の位置が上か下かを見ます。
"O"から時計回りに、下下上下、です。
最初の文字だけとって、「獅子牛(ししうし)」と覚えましょう!
覚え方は、"OH"の位置が上か下かを見ます。
"O"から時計回りに、下下上下、です。
最初の文字だけとって、「獅子牛(ししうし)」と覚えましょう!
次は、「ガラクトース」。これは乳糖の元になります。
これも同じように、"OH"の位置を確認します。
そして、グルコースとの違う場所を見つけます。
端だけ違いますね?
なので、覚え方は、「ガラが悪いのは恥(端)」です。
端だけ、グルコースと違くしてください!
最後に、果糖といわれるフルーツに含まれる「フルクトース」です
これは、右2つが違いますね!
「フルク」の部分に注目です!
2つのフ、そして、フルクすべてに、FURUKU(U=う=右)です。
右2つの”OH"を変えましょう!
以上が単糖類の基本です。
と言っても、今回取り上げたのは、構造式がメインですね。
明日は、各糖類の性質を紹介します。
muscle-pharmacist.hatenablog.com
それでは、また明日!
バイバイ!